企業情報

昨今のインバウンドの活況から分かりますように、日本には日本人を含む世界中の旅行者に愛される様々な観光資源を有しています。これらの観光資源は景勝地や歴史文化施設などの特定スポットに限らず、日本の日々の生活である飲食、交通、商業、自然など何気ない日常も含めて、魅力的な資源として認識されています。

一方で、世界でも最も少子高齢化が進行している日本では、日常の何気ない生活資源を維持していくことに課題を抱えていることも事実です。老朽化し更新が滞っているインフラや、人口減少による空き家空き地は日本各地で年々増加しており、地域が活力を失う中で、日常的な資源が維持できなくなる地域が今後増えていくことが危惧されます。

インバウンド需要が今後も安定的に高まるとしても、宿泊施設が利用されるためには、宿泊施設が立地する各地の地域資源を維持し高めていかない限り、宿泊業の持続可能な成長を成しげることができないと、Next STAY は考えています。この考えのもと、2035 年に向けた企業の成長ビジョンを「“地域共栄型”ホテル」を目指すことと定めましたが、Next STAY が運営するホテルが、日本様々な地域で拠点となって人流と商流を生み出し、周辺地域の活力の維持向上に寄与することを当社の事業の根幹として位置づけています。

これからもホテルの開発運営ノウハウの向上、地域と物件オーナーとの円滑なコミュニケーションに努め、地域の繁栄と発展に貢献してまいりますので、今後とも変わらぬご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

代表取締役　笠 清太